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友だちの乳がん

友だちから夜電話がかかってきたのは、
随分と前のことだった。
33歳くらいだったと思う。


「胸にしこりがあるみたいなんだけどー」
「どんなの?硬い?触っても動かない?」
「うん。硬いなー。動かない。」
「そりゃ、早く病院行った方がいいよ!」

(ちなみに柔らかいがん、動くがんもあります
炎症性もあるし、硬い、動かないというのは、一般的に多いがんです。)


彼女の母親も乳がんだった。
その為、自分で時々触診していた。

すぐに病院に行き、組織検査。
そして悪性だった。
今のように「若年性」という言葉は使ってなかった。

1つだと思っていたら、エコーで2つあった。
その頃から温存も増えてきたのだが、
今ほどの評価はなかった。
彼女は全摘を選んだ。


「胸なんか いらない!」と言った。
子どもが3人いて、3人目は自閉症による多動があった為、
とにかく当時では確実な方法と思ったんだと思う。

手術でリンパに2つがん細胞が見つかり、リンパも取った。
そして抗がん剤治療。
彼女には副作用もあまりなく、脱毛もなかった。

告知されてから、ほとんど関係するすべての人に
打ち明けた。

病院にお見舞いに行った時、
「よーく寝られるよ♪」と言って笑った。
彼女が強いのは前から知っていたが、ここまで強いとは!
クリスマスを病院で過ごしていた。

それからもう10年以上過ぎた、彼女は元気です。
あやかりたいなぁ・・

私はその頃の彼女より、年を取っている。
それなのに、当時の彼女ほど勇気がない・・というか
開き直ってないように思う。

今、堂々と乳がんだとすべての人に言うのは、勇気がいることだ。
自分がいない所で噂されるのもなぁ・・と思ってしまう。
彼女はすごいな・・・と思わざるを得ない。(^_^;)

そして、リハビリの後、お金がないと言って
バイトで焼きそばを作っていたっけなぁ・・・

木陰





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