二十歳そこそこで会った 乳がんの人

不完全な物でも美しいという話で思い出す人がいます。

私が22くらいでしたでしょうか?
保険の勧誘の仕事をしている人です。
その人は30代だったと思います。

自分が乳がんだから保険の大切さを知って、
こういう仕事をしていると言ってました。
離婚してシングルだったようです。


当時は全摘しかありませんでした。
ハルテッドだったかどうかは、分かりません。
その人は細身で綺麗な人でした。
話も上手で魅力的な人でした。


「また結婚したらいいですよ。」と20そこそこの癖に生意気な事を言いました。
すると
「こんな私でももらってくれる人が現れて、もうすぐ結婚します。」
と顔を赤らめて言いました。

「おめでとうございます!」私も笑顔で答えました。


私はその当時に胸が1つない事なんて、
この人には関係ないと思いました。
とても魅力的で話も楽しい。
「こんな私でも・・・」という謙虚さもいじらしいと思いました。
相手の方もそう思っているのでしょう。
好きになった人がたまたま一つ胸がなかったのです。

こう思ったことと、この会話がとても印象に残っています。


不完全だからこそ、この方は美しかったです。

自分が乳がんになって、時々思い出します。

巣
空を見上げたら、葉のなくなった木に鳥の巣?
春にまた使うのかな?

にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ
にほんブログ村
スポンサーサイト