昨日の話。

886円の買い物をして、1万円札を出したおばあさん。
「これで足りますか?買えますか?足りてますか?」繰り返し言う。
もしかしたら足りないのかも?と財布の中を探っている様子。
「足りていますよ。大丈夫です。お釣りが出ますよ♪」と優しい口調で言った。
探っている財布の中には、万札数枚と千円札数枚。
小銭も持っている。
でも、出せないのだ。
886円の買い物で、どのお金を出したらいいのか?分からないのだ。
それでも一人で買い物に来ている。
足腰は大丈夫。身なりも小奇麗にしている。
それでも、お金の価値は分からなくなってしまっている。
年を取って、どこから衰えてくるかは人それぞれ。
身なりが乱れたり、悪臭がしたり、足腰が弱ったり、お金の価値が分からなくなったり。
方向が分からなかったり、自分の家の電話番号、住所が分からなかったり。
それでも一人で買い物に来る。
お金がちゃんと出せなくても駐車券を出すお年寄りもいる。
年を取ると身体能力、見た目年齢、脳年齢にかなり差がつく。
85歳を過ぎているであろうお年寄りでも、電子マネーやポイントをうまく使う人もいる。
10歳以上の差がつくと思っている。
誰も自分が分からなくなりたいと思っている人はいない。
それでも衰えてしまう。
面倒くさい事、新しい事をするしかない。
新しい事を覚えるのが一番脳が活性化されるようなので、面倒くさくてもやろうとする事だと思っている。
買い物をするのでも細かいお金も出す。
電子マネーを使ったり、ポイントを使ったり、セルフレジを使ったり。
お得なクーポンやスマホや携帯電話も使ってみたり。
子どもやお嫁さんに丸投げしないで、自分でやろうとする事だ。
そういうお年寄りの脳は活性化されている。
それと運動。食生活。
時々仕組みの説明をして、分からなくて怒ってしまう人がいらしゃるけれど、
キレないで新しい事を覚えた方が自分の脳の活性化になります。(^^;)
自分もどこまで出来るか分からないですけれども・・・
日本は高齢化社会。日々感じています。


頑張りましょう!
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